センター試験 数学II・数学B 2006年度 まとめ
🕒 2016/05/03
🔄 2023/05/01
ここでは、2006年度のセンター試験 数学II・数学Bの試験に関する情報をまとめています。前半にはネタバレはありませんが、「問題の構成」以後はネタバレがありますので注意してください。
📘 目次
試験範囲
試験範囲は、高校数学指導要領(2003年度以降適用分) の数学II・数学Bの範囲です。
具体的には、数学IIの「式と証明・高次方程式」「図形と方程式」「いろいろな関数」「微分・積分の考え」、数学Bの「数列」「ベクトル」「統計とコンピュータ」「数値計算とコンピュータ」が試験範囲です。
この年の入試から、新しい指導要領での試験となっています。
選択問題
第1問と第2問は必答です。
新課程の学生は、第3問から第6問のうち、2問を選択します。旧課程の学生は、第3問から第8問のうち、2問を選択します。
試験問題ページ一覧
各試験の問題と解説は以下のページに記載しています。
- センター試験 数学II・数学B 2006年度 第1問 [1] 解説
- センター試験 数学II・数学B 2006年度 第1問 [2] 解説
- センター試験 数学II・数学B 2006年度 第2問 解説
- センター試験 数学II・数学B 2006年度 第3問 解説
- センター試験 数学II・数学B 2006年度 第4問 解説
- センター試験 数学II・数学B 2006年度 第5問 [1] 解説
- センター試験 数学II・数学B 2006年度 第5問 [2] 解説
- センター試験 数学II・数学B 2006年度 第6問 解説
- センター試験 数学II・数学B 2006年度 第7問 解説
- センター試験 数学II・数学B 2006年度 第8問 解説
問題の構成
各大問の出題内容は以下の通りです。
大問 | 分野 | 内容 |
1 | [1]三角関数 [2]対数関数 | [1]倍角の公式、二次関数の利用、加法定理 [2]底の変換公式、二次不等式の利用 |
2 | 微分・積分 | 接線の方程式、面積 |
3 | 数列 | 等差数列、等比数列、和、階差数列 |
4 | ベクトル | 内積、ベクトルの大きさ、領域 |
5 | [1]統計 [2]統計 | [1]分散、相関係数 [2]相関係数、相関表、ヒストグラム |
6 | コンピュータ | 素因数分解 |
7 | 複素数(旧課程) | 回転、円 |
8 | 確率分布(旧課程) | 反復試行 |
難易度
1[2]の対数の問題がやや難しく、3の数列の問題もやや難しい内容でした。ただ、2の微分積分や4のベクトルは計算量が少なめであり、易化しました。
平均点は、57.66点でした(昨年は52.47点)。