0: X と V の間の相関は、 X と Y の間の相関より強い。
1: X と Y の間には正の相関がある。
2: V が最大のジャンプは、 X も最大である。
3: V が最大のジャンプは、 Y も最大である。
4: Y が最小のジャンプは、 X は最小ではない。
5: X が80以上のジャンプは、すべて V が93以上である。
6: Y が55以上かつ V が94以上のジャンプはない。
(2) 得点 X は飛距離 D から次の計算式によって算出される。\[ X=1.80 \times (D-125.0) +60.0 \]
(3) 58回のジャンプは29名の選手が2回ずつ行ったものである。1回目の $X+Y$ (得点 X と得点 Y の和)の値に対するヒストグラムと2回目の $X+Y$ の値に対するヒストグラムは図2の A, B のうちのいずれかである。また、1回目の $X+Y$ の値に対する箱ひげ図と2回目の $X+Y$ の値に対する箱ひげ図は図3の a, b のうちのいずれかである。ただし、1回目の $X+Y$ の最小値は 108.0 であった。
0: X と V の間の相関は、 X と Y の間の相関より強い。
1: X と Y の間には正の相関がある。
2: V が最大のジャンプは、 X も最大である。
3: V が最大のジャンプは、 Y も最大である。
4: Y が最小のジャンプは、 X は最小ではない。
5: X が80以上のジャンプは、すべて V が93以上である。
6: Y が55以上かつ V が94以上のジャンプはない。
解説
1個1個確認していきます。
0について。散布図を見ると、 X と Y との散布図の方が、より直線的になっているので、こちらのほうが相関が強いことがわかります。よって、これは正しくありません。
1について。 X と Y との散布図を見ると、右肩上がりになっているので、正の相関があると言えます。正しいです。
2について。 X と V との散布図を見ます。 V が最大とは右端の点のことですが、それが一番上にあるわけではないので、 X が最大ではありません。よって、正しくありません。
3について。 Y と V との散布図を見ます。 V が最大とは右端の点のことですが、それが一番上にあるわけではないので、 Y が最大ではありません。これも正しくありません。
4について。 X と Y との散布図を見ます。 Y が最小とは左端の点のことですが、それが一番下にあるわけではないので、 X が最小ではありません。よって、これは正しい文章です。
5について。 X と V との散布図を見ます。 X が80以上でも、 V が93より小さい点があります。なので、これは正しくありません。
6について。 Y と V との散布図を見ます。 Y が55以上で V が94以上の部分には点がありません。よって、これは正しいです。
以上から、 1, 4, 6 が正しいことがわかります。
解答
シスセ:1・4・6
解答編 つづき
問題
(2) 得点 X は飛距離 D から次の計算式によって算出される。\[ X=1.80 \times (D-125.0) +60.0 \]
(3) 58回のジャンプは29名の選手が2回ずつ行ったものである。1回目の $X+Y$ (得点 X と得点 Y の和)の値に対するヒストグラムと2回目の $X+Y$ の値に対するヒストグラムは図2の A, B のうちのいずれかである。また、1回目の $X+Y$ の値に対する箱ひげ図と2回目の $X+Y$ の値に対する箱ひげ図は図3の a, b のうちのいずれかである。ただし、1回目の $X+Y$ の最小値は 108.0 であった。