東京大学 文系 2013年度 第1問 解説

問題編

問題

 関数 $y=x(x-1)(x-2)$ のグラフを $C$ 、原点 O を通る傾き $t$ の直線を $\ell$ とし、 $C$ と $\ell$ が O 以外に共有点をもつとする。 $C$ と $\ell$ の共有点を O, P, Q とし、 $|\overrightarrow{ \mathrm{ OP } }|$, $|\overrightarrow{ \mathrm{ OQ } }|$ の積を $g(t)$ とおく。ただし、それら共有点の1つが接点である場合は、 O, P, Q のうち2つが一致して、その接点であるとする。関数 $g(t)$ の増減を調べ、その極値を求めよ。

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著者:長岡 亮介
出版社:旺文社
発売日:2012-09-23
ページ数:752 ページ
値段:¥1,870
(2020年09月 時点の情報です)

考え方

$|\overrightarrow{ \mathrm{ OP } }|$, $|\overrightarrow{ \mathrm{ OQ } }|$ の積が、一見めんどくさそうですが、3点は $\ell$ 上の点であることを考えれば、実はそんなに複雑な式にはなりません。絶対値を含む関数の増減表は文系の範囲ではそんなに出てこないので慣れていないと戸惑ってしまうかもしれません。

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