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共通テスト 数学II・数学B・数学C 2025年度試作問題 まとめ

ここでは、2025年度から始まる新課程対応に対応した大学入試共通テスト数学II・数学B・数学Cの試作問題(2022年11月発表)に関する情報をまとめています。ネタバレがありますのでご注意ください。

📘 目次

問題構成

試作問題では、次のような問題構成になっていました。

  • 第1問:数学II 三角関数
  • 第2問:数学II 指数関数・対数関数
  • 第3問:数学II 微分・積分の考え
  • 第4問:数学B 数列
  • 第5問:数学B 統計的な推測
  • 第6問:数学C ベクトル
  • 第7問:数学C 平面上の曲線と複素数平面

第1問~第3問は必答です。2024年度までと大問の数が異なりますが、範囲は同じです。

第4問以降は、4問から3問を選んで解答する方式に変わりました。2024年度までは、「統計的な推測、数列、ベクトル」の3問から2問を選ぶ方式でした。

ベクトルが数学Cに移動したことから、数学Cまで範囲が広がったので、「平面上の曲線と複素数平面」も選べるようになりました。

ただ、文系の人はベクトルを選ぶ人が多いと思われるので、今まで「統計的な推測、数列、ベクトル」から2問を解けばよかったのに、3問全部を解かないといけなくなってしまいました。

解かなければいけない問題が増えたので、試験時間が60分から70分へ、10分延長となります。

問題内容

公開された試作問題は、全体のイメージを把握できるようにするため、試験全体の内容が含まれていますが、大きく変わらないところは、過去の問題が流用されています。

新しく作成されて公開された問題は、第5問の「統計的な推測」と第7問の「平面上の曲線と複素数平面」です。

統計的な推測では、新課程で追加された、仮説検定を扱った問題が出題されています。

平面上の曲線と複素数平面は、[1]で平面上の曲線、[2]で複素数平面、というように、2つに分かれて出題されています。ただ、毎回このように出題されるとは限りません。

これらの問題の内容と解説は以下のページに載せています。

なお、他の問題は以下のように使い回されています。

  • 第1問 :2021年度 第1問 [1] と同じ
  • 第2問 :2021年度 第1問 [2] と同じ
  • 第3問 :2021年度 第2問 とほぼ同じ
  • 第4問 :2021年度 第4問 とほぼ同じ
  • 第6問 :2021年度 第5問 とほぼ同じ

なお、2021年度の問題は、こちらから見ることができます。

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