共通テスト 数学I・数学A 2025年度試作問題 まとめ
🕒 2025/01/17
ここでは、2025年度から始まる新課程対応に対応した大学入試共通テスト数学I・数学Aの試作問題(2022年11月発表)に関する情報をまとめています。ネタバレがありますのでご注意ください。
📘 目次
問題構成
試作問題では、次のような問題構成になっていました。
- 第1問 [1] :数学I 数と式
- 第1問 [2] :数学I 図形と計量
- 第2問 [1] :数学I 二次関数
- 第2問 [2] :数学I データの分析
- 第3問 :数学A 図形の性質
- 第4問 :数学A 場合の数と確率
第1問と第2問は必答です。数学Iの内容が出題される点には変更はありません。
第3問以降は、2024年度までは、「図形の性質、場合の数と確率、整数の性質」の3問(数学Aの3つの分野)から2問を選んで解答する方式でしたが、2025年度以降は、数学Aの2つの分野を必答する方式に変わっています。
問題内容
公開された試作問題は、全体のイメージを把握できるようにするため、試験全体の内容が含まれていますが、大きく変わらないところは、過去の問題がそのまま流用されています。
新しく作成されて公開された問題は、第2問[2]の「データの分析」と第4問の「場合の数と確率」です。
データの分析では、新課程で追加された、外れ値や仮説検定を扱った問題が出題されています。
場合の数と確率では、新課程で追加された、期待値を扱った問題が出題されています。
これらの問題の内容と解説は以下のページに載せています。
なお、他の問題は以下のように使い回されています。
- 第1問 [1] :2021年度 第1問 [1] と同じ
- 第1問 [2] :2021年度 第1問 [2] と同じ
- 第2問 [1] :2021年度 第2問 [1] と同じ
- 第3問 :2021年度 第5問 と同じ
なお、2021年度の問題は、こちらから見ることができます。